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名もなき毒 第4話

制作年:2013年

原作:宮部みゆきさん作  『誰か somebody』、『名もなき毒』

脚本:神山由美子さん

主題歌:近藤晃央さん 『あい』

プロデューサー:橋本孝さん、鈴木早苗さん、橘康仁さん

演出:山本剛義さん

1.あらすじ

梶田さん(平田満さん)の事件の目撃情報を求めるチラシを配っていた最中に自転車にひかれてしまった杉村さん。幸い軽いけがで済んだのですが、このことをきっかけに、杉村さんの中である思いが生まれます。一方、杉村家にお詫びに来た梶田姉妹でしたが、姉の聡美さん(深田恭子さん)の結婚話になると、梨子さん(南沢奈央さん)はなぜか大きく動揺していて…。そんな中、グループ広報室に、杉村さんを訪ねて刑事さんがやってきます。

2.感想

今回は大きな謎が一つ解決して、その代わりにまた大きな謎が一つ出てきました。杉村さんが今までに少しずつ足で稼いできた情報が実を結んで、事態は思わぬ方向へ進んでいきます。今週の孝太郎さんは、人の気持ちに寄り添うシーンが多かったのが印象的でした。誰も傷つけないように、押しつけるようにでもなく、ただただ相手の気持ちを思いやってあげる杉村さんを、孝太郎さんが非常に巧みに演じられます。グループ広報室の仲間との変わったやり取りも、注目ポイントです。

孝太郎さんの「こんな目にあって、確信した」、決まっていました。事件に巻き込まれたときに加害者を責めず、むしろ心配するなんて、人間が大きすぎます。杉村さんの中に、梶田さん(平田満さん)の事件についての当事者意識が生まれた瞬間でした。「たとえそれが、痛みを伴うことでも」の真剣な面差しも格好良かったです。間の取り方が絶妙で、今回の一件についての杉村さんの並々ならぬ思い入れが自然に表現されていました。

孝太郎さんが聡美さん(深田恭子さん)の不安を察知して、誘拐事件についても分かるところまで調べてみると言ったシーン、良かったです。聡美さんが気を遣わないように丁寧にお話をしていて、杉村さんの優しさに心が温かくなりました。電話の向こうの人となんとか話をしようと、諦めずに話し続けていた孝太郎さんの懸命さも素敵でした。恐らく少年であろう話し相手が怖がらないように、優しい口調で対等に話を進めていて、なんでも打ち明けれるような状態を作っていました。杉村さんの心遣いに、胸を打たれました。

他にも今回は沢山見どころがありました。聡美さん(深田恭子さん)の「杉村さんって、いい人ですね」の時の優しい笑顔が、とっても可愛かったです。辛い時でも、いつでも微笑んで他の人のことを気遣ってあげられる優しい聡美さんに、私も幸せになってほしいと思いました。手島さん(ムロツヨシさん)の「そこは、何、自転車が一番力があるエリアなの?」も面白かったです。ムロツヨシさんと孝太郎さんの気の置けない雰囲気が少し伝わってきて、ほっこりするシーンでした。五話も楽しみです!

3.孝太郎さんのイチオシ!スマイル

今週も恒例の孝太郎さんのイチオシ!スマイルを発表したいと思います。今回は孝太郎さんが「よく、そう言われるよ」とおっしゃるシーンです。孝太郎さんの温かい笑顔が、杉村さんの生き方を象徴しているようでした。春のそよ風のように柔らかくて、素敵なスマイルです!皆さん見つけられるでしょうか?

まとめ

最後まで読んでいただいてありがとうございました!今回はとにかく、杉村さんが無事でほっとしました!お顔に絆創膏を沢山貼っていたのが痛々しくて、可哀そうでした。傷が早く治って、本当に良かったです。

孝太郎さんの調査がどんどん進んでいく中、梶田姉妹の仲に、なんだか少し怪しい雲行きが差してきているような気がしました。梨子さんの態度が少し変だったのも、気になります。二人の間で、いったい何が起きているのでしょうか。電話の相手が語った衝撃の事実を聞きたい方や、杉村さんが向かった行き先を知りたい方、是非五話もご覧ください!

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